地域の中で安心して生き生きと生活していただくために
「養和会グループの地域生活支援について」
平成7年精神保健法が精神保健福祉法に改正された際、改正趣旨に「障害者基本法及び地域保健法の成立を踏まえ、精神障害者の社会復帰の促進及びその自立と社会参加の促進を図るため」と明記されました。これを受け、養和会では、平成8年12月16日援護寮翼と地域生活支援センターを設立し、社会復帰施設の第一歩を踏み始めました。
その後、平成15年には社会福祉法人設立し、さらに地域ニーズに応えるために、就労系事業所、障害者グループホーム、ショートステイ、認知症グループホーム、自立訓練(生活訓練)、宿泊型自立訓練、相談支援事業、自立生活援助、と地域資源を拡充し、事業全体で入所定員74名、通所定員75名(令和3年6月現在)の事業を展開しています。
また以前よりエコ活動に積極的に取り組んでまいりましたが、法人としてSDGsを意識した事業経営を目指していくこととしました。次世代、次々世代も安心して暮らすことができる社会を作っていくこと、地域の課題に目を向け、地域住民とともにすべての人が孤立することを防ぐ取組みに力を注いでいきます。
養和会グループ全体で多様なサービスを展開していますが、そのスケールメリットを生かし、社会福祉法人と医療法人が一体的に地域の医療・介護・福祉に貢献し、地域共生社会の実現に向け、地域全体のしあわせを追求していきます。そのために、ご利用者のしあわせ、職員のしあわせも同時に達成していくことをグループの理念として掲げています。
今後も、ご利用者様が、職員とそのご家族が、そして地域の皆様が、より生き生きとした生活を送ることができるよう努力してまいります。